完全失踪日記

Escape from another.

アーリーリタイヤ

確定申告は、e-Taxにするか? カードリーダーを買った話

来週から確定申告の受付が始まる。 紙で提出するか?e-Taxで提出するか? 悩ましい。 e-Taxのメリットは、大きく二つ。 ①提出の手間が省ける ②添付する書類(控除のための証明書など)が省略できる 添付書類を省略できるのは有り難い。 必要な書類はそろって…

私は非社(非社会的存在)である。確定申告について考えた話

まもなく確定申告が始まる。 無職にとって重要なミッションだ。 来年度の、住民税、国民健康保険料、国民年金保険料に関わってくる。 会社員だった頃は、確定申告は会社でやってくれていた。 自動的に所得税、住民税、社会保険料(厚生年金、健康保険)が差…

夏への扉。 マレーシアへ出立する話

常夏のマレーシアへ。 さようなら冬の日本。 クアラルンプールに知人がいる。 彼は、仕事をリタイヤ後、移住したのだ。 もう10年になる。 なので、10年ぶりに会うことになる。 ゴルフ三昧、旅行三昧の生活らしい。 私とは、表面上の価値観がまるで違うが、ベ…

冷たい雨。 無職という貴族の話

冷たい朝が嫌いだった。 雨の朝が嫌いだった。 冷たい雨の朝は最悪だ。 仕事に行くため、いつもの三倍のエネルギーが必要だ。 職場に辿り着くだけで、疲れ果てていた。 お金のために働くのは、不幸だ。 理由なく働くのは、不運だ。 私は、不幸でも不運でもな…

死ぬのはいいが・・・。 共済の医療保険に加入した話

医療保険に加入した。 在職中に加入していた保険が10月に失効。 無保険状態だった。 新規加入に当たり考慮したこと。 ①掛け金、2000円/月程度 ②病気・事故の補償重視 ③死亡保険は不要 ⇧これらは、働いていた時と同じ考え方。 国民共済、コープ共済、都道府県…

それは、生きていないような心地。 ストレス極小世界での話

寒いとよく眠れる。 そして、寝たいだけ寝ている。 二度寝の幸福は、仕事を辞めても変わらない。 今は、三度寝も当たり前。 目覚めても、布団からなかなか出ない。 出る必要もない。 これが、一つの究極の幸せに違いない、と思う。 今、生涯で最もストレスの…

今日、私の老後は始まる。個人年金の受給を開始した話。

今日から個人年金の受給が始まった。 つまりは、老後となったわけだ。 私は今54歳だ。 公的年金受給開始まで11年。 長生きする自信がないので、少し前倒しで受給するつもりだ。 いや、違う。 長生きしたくもないので、額は下がっても早めに受給開始する。 今…

秋は、夕暮れの憂鬱。仕事を辞めて季節の好みが変わった話

好きな季節は、秋。 生き物が、ゆっくりと死を準備する季節。 その、なだらかな坂道を下るような速度が、合っていた。 嫌いな季節は、春。 世界が新生し、生命が満ちてくる季節。 他者は再生するが、私は再生することはない。 この決定的な相違に抗う術はな…

心の問題? 季節の変化についてはゆけない話

突然、秋になった。 体がだるい。 急な気温の変化に体がついていけない。 体がだるいと、心もだるくなる。 つまり、体も心もだるいのだ。 今日は予定を変更し、一日家でだらだら過ごすことに。 無理をする必要は全くない。 その日気分で、だらだらと過ごせる…

義務と義理と生きがい。介護離職した知人から学んだ話

高齢の両親を介護するため退職した知人に会った。 退職後1年半。 介護は、食事の支度、用足し介助、通院など。 一日中仕事がある。働いたほうが楽だろう。 後何年この生活が続くか、そればかり考えてしまう、そうだ。 義務感だけではできないな、と思う。 …

時間と金と矛盾と。「鎖国」6カ月目に思う話。

無職になり6が月が経過した。 今、思うことが3つ。 初めに、「時間は最も貴重」。 生きている間にやりたいと思っていたことが出来るようになった。 それは、この世界の全てを知ることである。 人類の英知と、世界をこの目で見て感じることである。 これに…

お金の有難みを実感するため現金払い。国民年金・健康保険料を支払った話

国民年金1年分、健康保険料半年分を支払った。 予定していた金額だが、無職には辛い支出だ。 お金の有難みを実感するため、現金で振込むことにした。 総額20万円を超えるため、銀行窓口では、書類記入と本人確認書類が必要だった。 何かと面倒だ。 書類には…

健康保険料が重い。任意継続保険の納付書がきた話

任意継続保険の納付書が来た。 10月から半年分の保険料である。 1カ月ごとの納付も可能だが、半年ごとの納付にしている。 私は、退職時に国民健康保険(国保)ではなく任意継続を選択した。 その理由は2つ。 ①保険料が安い 保険料は、前年度の収入から算出…

台風。運休。そんなの無職には関係ない話

台風が接近している。 不謹慎だが、子供の頃感じた奇妙な高揚を感じる。 台風がもたらす大きな気圧変化が、何かを期待させる。 土砂崩れ、洪水の心配のない土地に住んでいるので、尚更だ。 明日は、月曜だが、出掛ける必要もない。 通勤がなくて良かった。 …

「Suicaで」。今日の会話は、これだけだった話

隠居生活は、他者との対話が少ない。 今日の実績は、100円ローソンで買い物した時。 「Suicaで」の一言であった。 今日が特別な一日ではない。 何か(市役所、銀行での用など)ない場合、一日に発する言葉は、平均2から3言。 独り言も殆ど発しない。 暫く言…

無職にとっての夏は?夏を反省する話

夏が終わった。 そして、この夏は、とても疲れた。 何が疲れたか? ①夏休みの影響 子供たちが、プール、図書館、あらゆるところに出現し、街を占領した。 →おやじに居場所がなくなる。 海外避難を含め、旅行も考えたが、断念。 →時期的に高くつくし、旅行先…

※※はつらいよ! 実家に帰って、老後について考えた話

私の実家は、西日本にある。 県庁所在地から、車で30分程度の、いわゆる田舎町。 私は、地元を離れ、両親を顧みず、結婚もせず、勝手生きている、と思われている。 親戚一同から見れば、困った身内、という扱いである。 日本の田舎において、多様性は受け入…

芥川龍之介の命日に、唯ぼんやりと思う話

7月24日は、芥川龍之介が服毒自死した日。 92年前のことである。 原因は「僕の将来に対する唯ぼんやりとした不安」であるとも言われる。 時折、ふと、「ぼんやりとした不安」について想う。 私は、未婚で子供もいないので、残る人生のイベントは「自分の死…

いつ話すのが正解か? 仕事を辞めたことを親族に話してない話

親族に相談しないで、仕事を辞めた。 私は、大学進学と同時に実家から離れた。 両親は他界し、実家には弟がいるが、その他の親族とは疎遠だ。 弟ともほとんど連絡をとることもない。 あれこれ相談する親族がいない、ということ。 当分は、仕事を辞めたことを…

人は遊び続けるとどうなるか!「くうねるあそぶ」を実践した話

「くう・ねる・あそぶ」 糸井重里の名コピーだ。 食べて、寝て、遊ぶ、それだけ。 そうありたい。 そうあれば、なんと幸せな世界なのだろう、と思っていた。 実際、遊び続けると気づく。 それは、 「遊び続ける」と疲れる、ということ。 「遊び続ける」と「…

「人間の本質は怠惰」、思わず納得してしまう話

「人間は怠惰な生き物だ」と、思う。 全ての生き物は、その遺伝情報を残すために存在している。 体は、遺伝情報を入れる器にすぎない。 肉体は消耗品なのだ。 だから、食欲と性欲にのみ行動が支配される。 食欲と性欲を満たす行動以外の行動は、無駄な行動で…

今さら何か? 辞めた会社から連絡があった話

会社の後任者から連絡があった。 いろいろ困っている模様。 半年前の会議のことを蒸し返している。 誰が何を言ったかなんて憶えていません。 詰まるところ、「言った。言わない。」の話。 そういえば、そんなことばっかりだった。 今日は、雨の、寒い、青い…

リタイヤ生活60日目、毎日が日曜日なのか?自問自答した話

仕事をしていると、相当の時間が制約される。 自由に使える時間は本当に少ない。 ごく僅かな自由な時間も、体力・精神力が残っていなければ、寝ているだけだ。 こんな生活が長く続いた。 この無限ループから抜け出すためにリタイヤをした。 リタイヤ前、リタ…

日曜の憂鬱、その理由を考えた話

仕事をやめ50日程たったのだが、日曜午後は憂鬱になってしまう。 「明日は、明日も、朝起きて仕事に行く必要がないんだよな」と自分に確認することで、少し鬱から解放される。 毎週、その繰り返しだ。 幼稚園以来繰り返した習慣から解放されるのは簡単でない…

海外移住を考えた話(その6)

退職した今、あらためて考える ①海外移住に経済的メリットはない 円高はとっくに終わり、東南アジアの国々も経済発展を続け、東南アジアでリッチな生活ができるわけじゃやない。 むしろ、日本でこもっているほうが安上がり。大都市圏での生活は便利で、お金…

海外移住を考えた話(その5)

実際に行ってみた 百聞は一見にしかず。 実際に4つの国に行ってみることにしました。 その時の感想を書きたいと思います。 旅行は、概ね現地で3~4泊、観光しながら、そこでの生活をイメージすることにしました。(夏休みを利用して、2011年と2012年の9…

海外移住を考えた話(その4)

金持でなくても海外移住できる? 移住先候補の、①タイ ②マレーシア ③台湾 ④フィリピン について移住の方法を簡単に書いてみます。 ここでの移住は、「1年以上連続して住み続ける」といこうとととします。「永住」となるとハードルが高すぎて実現が困難だから…

海外移住を考えた話(その3)

ビザ問題の結論 ビザの種類は、国によって様々で目的別に細分化されています。 (例えば、オーストラリアは約100種類ある) 各国のビザ発給事情の細かい情報を並べても、複雑すぎてわかりにくくなるだけなので、このブログでは書きません。 専門のブログが多…

海外移住を考えた話(その2)

移住先に求めること まず、移住先を選定するにあたって、最低限何が必要かを考えた。 その結果、以下の3つは欠かせなかった。 ①物価が安い ②安全である(生活しやすい) ③日本から遠くない この条件から、移住先候補は5つにしぼった。 ①タイ ②マレーシア ③…

海外移住を考えた話(その1)

30代の頃、「60までは働かいないだろうな」と、ぼんやり考えていた。 45歳の頃、「このまま60まで働き続けてもな」と思い、アーリーリタイヤを真剣に考え始めた。 一年くらいかけ色々情報を解析し、リタイヤの目標を52歳、早ければ51歳で、遅くとも53歳には…