時間と金と矛盾と。「鎖国」6カ月目に思う話。
無職になり6が月が経過した。
今、思うことが3つ。
初めに、「時間は最も貴重」。
生きている間にやりたいと思っていたことが出来るようになった。
それは、この世界の全てを知ることである。
人類の英知と、世界をこの目で見て感じることである。
これには、時間と労力が必要だ。
次に、「お金は大事」。
早期退職は、お金で時間を買った、ということだ。
安い買い物だった、と思っている。
しかし、何をするにもお金は必要だ。
残ったお金と相談しながら生きていかねばならない。
幸運?なことに、もう物欲も食欲も性欲もなきに等しい。
残っているのは、知識欲だけである。
退職前に終活は終えている。
長生きをすることも、するつもりもない。
お金は足りている。
最後は、「避けられない矛盾」。
隠居生活は、他者による刺激がない。
平穏だが非社会的な生活で、「鎖国」のようでもある。
つまり、マンネリ化した生活を打開する術が少ない、ということだ。
一つは、定期的に旅をする、ことにしているが、限界がある。
そして、早々に、生きることに飽きてくるだろう。
結局、自分との戦いは続くのだ。
それでも、他者と戦わない分だけ幸運だ。