完全失踪日記

Escape from another.

海外移住を考えた話(その4)

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金持でなくても海外移住できる?

 移住先候補の、①タイ ②マレーシア ③台湾 ④フィリピン について移住の方法を簡単に書いてみます。

 ここでの移住は、「1年以上連続して住み続ける」といこうとととします。「永住」となるとハードルが高すぎて実現が困難だからです。また、「現地の人と結婚する」といった方法は考えません。

 記載した以外の方法もありますが、私が実現できそうなものだけを書きました。

 

①タイ

 私がこの問題を考えていた頃(2011年)と今(2019年)とでは、最も状況が異なっています。残念ながら、どんどん移住しにくくなっています。

(1)教育ビザ

 タイ国内の学校に入学します。教育ビザ取得目的用の学校があり、そこに在籍することで教育ビザを取得します。学費は年間10万程度からあります。これで、1年間は滞在することができます。しかし、90日ごとに申請をしなければなりません。

(2)ビザラン(かつての主流、今はもう・・・)

 かつてタイはビザなしで3か月滞在できました。なので、3か月ごとに隣国(ラオスとか)に出国し、すぐにタイに帰国する。これを繰り返すことで無制限に滞在できていました。今は、もう不可能で、ノービザは30日。ビザがあっても年間180日以上滞在することができなくなりました。無念。

 

②マレーシア

(1)ビザラン(まだ大丈夫)

 マレーシアはビザなしで90日間滞在できます。やさしい国です。3か月ごとに隣国に出国し帰国する。これを繰り返すことで無制限に滞在することができます。

(2)MM2H(マレーシア・マイ・セカンドホーム)ビザ

 リタイヤメントビザの別名、50歳以上が対象。年金収入(月額30万円以上)が必要。また、1500万円以上の預金証明。こんな人いるのか。

 情報として書きましたが、実現不可能です。リタイヤメントビザのハードルはこんなものです。

 

③台湾

(1)ビザラン

 ビザなしで90日間滞在できます。やさしい国です。90日ごとに隣国に出国し帰国する。これを繰り返すことで無制限に滞在することができます。

 

④フィリピン

(1)ビザラン 

 ビザなしの滞在は30日まで。30日ごとに隣国に出国し帰国する。これを繰り返すことで無制限に滞在することができます。また、90日滞在できる観光ビザを取得し、90日ごとにビザランすることもできます。

(2)特別居住退職者ビザ

 退職者用のビザだが、35歳以上で取得可能。このビザで永住可能。世界的にも非常に優遇された条件のビザ。

 年齢によって条件が異なるが、50歳以上だと、20000米ドルを現地銀行に預金すればよい。タイヤマレーシアに比べ格段に安い設定。

 

以上で、条件が出そろいました。

そして、自分なりに答えを出しました。

(その5)に続く