完全失踪日記

Escape from another.

自分について

セルフネグレクトに至る日。隣のベランダが糞だらけの話

私の隣のベランダが大変なことになっている。 廃物とハトの糞の山である。 よく観察してみると、ベランダはハトのねぐらになっている。 ハトは、自分の糞の匂いがとても好きで、安心するらしい。 だから、夕方には必ず帰ってくる。 そして、またそこで糞をす…

脳がとろけていくのがわかる話

毎日、家で過ごしてる。 外出するのは、週に2回の買い物くらいだ。 それさえも面倒になってきた。 外は暑いし、コロナも流行っている。 今は、他者と関わらないことが肯定される。 独りであることが、安全、安心だ。 毎日、独りでだらだら過ごす。 奇妙な至…

出東京の話

転居が完了した。 場所は玉出スーパーのあるところ。この選択がどう出るか? それは、人生が終わってみるまでわからない。 だが、今東京を出たことに後悔はない。次の冬の東京は危険だ。

私に残った欲は、睡眠欲だった話

毎日、寝てばかりいる。 外出自粛をし、一日中家にいるからだ。 が、本当のところ感染が怖くて外出を控えている。 私の年齢で感染したら5%の確率で死ぬ、とされている。 大げさな数字なのは解っているが、急に死ぬのは嫌なのだ。 最近の一日はこうだ。 1…

仕事を辞めといて良かった? 退職して一年が経った話

退職して1年が過ぎた。 まさか、こんな不自由になるとは思ってもみなかった。 仮に、まだ働いていたら、仕方なく満員電車で通勤していただろう。 心が正常でいられたか自信がない。 疲れ果て、感染して死んでいたかもしれない。 そう考えると、辞めておいて…

貧困と貧乏の境界。 貧しさとは戦わない話

子供の頃、私の家に電話がなかった。 父は、なまけもので腕の悪い職人だった。 あまり働かないので収入も悪い。働かず、パチンコばかりしていた。 自ずと、家庭は貧しい。 貧乏と貧困の境界線はあるのか? あるとすれば、それは何か? 例えば、健康で文化的…

思い出少ないイブを思う。 私のクリスマスの話。

子供の頃、クリスマスプレゼントをもらった思い出はない。 いや、幼稚園でもらったことは憶えている。 サンタがいる、と信じたことはない。 だから、サンタにお願いすることはなかった。 「サンタを信じていた」、という人の話を聞くと、 「嘘だろう」と、心…

「Suicaで」。今日の会話は、これだけだった話

隠居生活は、他者との対話が少ない。 今日の実績は、100円ローソンで買い物した時。 「Suicaで」の一言であった。 今日が特別な一日ではない。 何か(市役所、銀行での用など)ない場合、一日に発する言葉は、平均2から3言。 独り言も殆ど発しない。 暫く言…

誕生日の孤独を想う話。

私は、おとめ座である。 先週、53歳となった。 誕生日を自身で祝うことも、誰かに祝ってもらうことも、ない。 今年も、そうである。 「誕生日か」とは意識するが、感慨はほぼない。 子供の頃、誕生日に誕生日を祝ってもらう習慣はなかった。 (誕生日付近に…

食後、すぐ横になることを止めてみたら、逆流性食道炎の症状が緩和してきた話

5年程前から逆流性食道炎の症状に悩まされていた。 その症状は、 ①食後、酸っぱい液体が口元までこみあげてくる。 ②喉がよく乾く。 食後、喉がよく乾いて、水を飲まないと上手く話すことができないときがあって、とても困っていた。 主な原因は、以下の2つ…

退職3日目だがブログは初日

働くのも十分と思い、平成31年3月31日で、27年務めた会社を退職しました。 いわゆるアーリーリタイヤです。年金受給まで十数年、ここからは貯蓄を取崩しながらの生活になります。果たして、アーリーリタイヤ生活は、退職前に思い描いたものなのか?壮大…