※※はつらいよ! 実家に帰って、老後について考えた話
私の実家は、西日本にある。
県庁所在地から、車で30分程度の、いわゆる田舎町。
私は、地元を離れ、両親を顧みず、結婚もせず、勝手生きている、と思われている。
親戚一同から見れば、困った身内、という扱いである。
日本の田舎において、多様性は受け入れられていない。
だから、親戚一同の中では肩身が狭く、静かにうつむいているしかない。
当然、仕事を辞めたことは、まだ知らせていない。
いずれは実家に戻ろう、と思っている。
厳密には、実家にではなく、少し都会の県庁所在地にである。
そこでの生活を想像してみる。
退屈で窮屈だろう。
退屈なのはいい。
受け止められるだろう。むしろ、心地いいかもしれない。
厄介なの窮屈だ。
田舎の窮屈さが嫌で、今の生活をしている。
今は、まだ、田舎の窮屈を受け入れられない。
もう少し、消耗してみる。