義務と義理と生きがい。介護離職した知人から学んだ話
高齢の両親を介護するため退職した知人に会った。
退職後1年半。
介護は、食事の支度、用足し介助、通院など。
一日中仕事がある。働いたほうが楽だろう。
後何年この生活が続くか、そればかり考えてしまう、そうだ。
義務感だけではできないな、と思う。
働いていた時よりも、ずっと楽しそうに見えた。
そう伝えると、
「自分が役立っている、当てにされている」ことが嬉しいのだ、と回答。
生きがいだ、と思った。
少し羨ましい。
生きがいなき余生こそが、地獄かもしれない。