今日、私の老後は始まる。個人年金の受給を開始した話。
今日から個人年金の受給が始まった。
つまりは、老後となったわけだ。
私は今54歳だ。
公的年金受給開始まで11年。
長生きする自信がないので、少し前倒しで受給するつもりだ。
いや、違う。
長生きしたくもないので、額は下がっても早めに受給開始する。
今日から受給が始まった年金は、いわゆるトンチン年金である。
死ぬまで一定額が支払われる。
私の場合、後24年生きなければ元はとれない計算だ。
おまけにインフレが起きれば、その分実質額は低下する。
それ程、いい商品とは言えない。
それでも、今日は何やら特別な気分ではある。
私には、後どれ程の時間が残っているのか?
私はどのように死ぬのか?
その時、私は何を思うのか?
興味は尽きない。
そこには、自分にしか興味がなくなっていく自分がある。