完全失踪日記

Escape from another.

老い

セルフネグレクトに至る日。隣のベランダが糞だらけの話

私の隣のベランダが大変なことになっている。 廃物とハトの糞の山である。 よく観察してみると、ベランダはハトのねぐらになっている。 ハトは、自分の糞の匂いがとても好きで、安心するらしい。 だから、夕方には必ず帰ってくる。 そして、またそこで糞をす…

出東京の話

転居が完了した。 場所は玉出スーパーのあるところ。この選択がどう出るか? それは、人生が終わってみるまでわからない。 だが、今東京を出たことに後悔はない。次の冬の東京は危険だ。

私に残った欲は、睡眠欲だった話

毎日、寝てばかりいる。 外出自粛をし、一日中家にいるからだ。 が、本当のところ感染が怖くて外出を控えている。 私の年齢で感染したら5%の確率で死ぬ、とされている。 大げさな数字なのは解っているが、急に死ぬのは嫌なのだ。 最近の一日はこうだ。 1…

仕事を辞めといて良かった? 退職して一年が経った話

退職して1年が過ぎた。 まさか、こんな不自由になるとは思ってもみなかった。 仮に、まだ働いていたら、仕方なく満員電車で通勤していただろう。 心が正常でいられたか自信がない。 疲れ果て、感染して死んでいたかもしれない。 そう考えると、辞めておいて…

今日、私の老後は始まる。個人年金の受給を開始した話。

今日から個人年金の受給が始まった。 つまりは、老後となったわけだ。 私は今54歳だ。 公的年金受給開始まで11年。 長生きする自信がないので、少し前倒しで受給するつもりだ。 いや、違う。 長生きしたくもないので、額は下がっても早めに受給開始する。 今…

これは、ゆるやかなる自殺かもしれない話

健康診断は好きではない。 会社に属していると、年に一度の健康診断は必須だ。 嫌々、受診していた。 今年は、当然?受診していない。 市役所から案内の封書が来ていたが、封もあけず捨てた。 大きな持病はないが、自身の健康に自信はない。 長生きするには…

義務と義理と生きがい。介護離職した知人から学んだ話

高齢の両親を介護するため退職した知人に会った。 退職後1年半。 介護は、食事の支度、用足し介助、通院など。 一日中仕事がある。働いたほうが楽だろう。 後何年この生活が続くか、そればかり考えてしまう、そうだ。 義務感だけではできないな、と思う。 …

体と心、最初に壊れるのは? 無職は体調管理が難しい話。

今週は気温の変化が激しい。 急激な気温の変化は体に負荷がかかる。 50を過ぎた頃から、それを感じるようになった。 体力が落ちたのだ。 当然、気力も。 だから、仕事を辞めた。 無職にとっても、気温の変化は辛い。 今朝は、体がだるく、軽い頭痛があった。…

老に至る病。それは「はしか」である話

帯状疱疹(はしか)は、癒えてきた。 症状は、一般的な経過と合致したところが多い。 ①右脇、背筋あたりに時折痛みが走る(やや鋭利な痛み) ②2、3日後に、背中に発疹を認める。触れると、ちくりと痛い。 ③発疹が、拡大。脇下、肩にも。痛くて、左側を下に…