完全失踪日記

Escape from another.

衣食住

セルフネグレクトに至る日。隣のベランダが糞だらけの話

私の隣のベランダが大変なことになっている。 廃物とハトの糞の山である。 よく観察してみると、ベランダはハトのねぐらになっている。 ハトは、自分の糞の匂いがとても好きで、安心するらしい。 だから、夕方には必ず帰ってくる。 そして、またそこで糞をす…

年金定期便が来た。私は年金を60歳から受取るつもりの話

年金定期便が郵送されてきた。 65歳からの受け取り見込み額が記入されている。 年間181万円。(15万円/月) 退職前に想定していた額とだいたい同じだった。 私は長生きする自信がないので、年金は60歳から受取るつもりだ。 いわゆる、繰上げ受給である。 本…

猿にパスポートは必要ない話

10年パスポートの期限が切れた。 更新しなかった。 これは、海外に行くことを断念したことを意味する。 日本の冬は寒いので、暖かい東南アジアでだらだら過ごすつもりだった。 もう、それもできない。 余生計画が狂いにくるってる。 いつまで、この死と隣あ…

命がけで運転免許の更新をした話

コロナ禍下での更新手続きをためらったが、覚悟して行くことにした。 覚悟とは、コロナ感染の覚悟である。 今感染しても検査してもらえるし、入院もできるだろう。 こんなことを考えないといけない、疲れる。 優良免許なので、警察署で更新ができる。 近所の…

退職2年目のお金の話(その2:国民健康保険)

昨年度は、任意継続保険に加入していた。 今年度も任意継続保険に加入することは可能だったが(任意継続保険は、退職後2年間は加入可)、今年度から、国民健康保険に加入した。 理由は、保険料の差が大きいからだ。 任意継続保険料は、退職後1年目、2年目…

出東京の話

転居が完了した。 場所は玉出スーパーのあるところ。この選択がどう出るか? それは、人生が終わってみるまでわからない。 だが、今東京を出たことに後悔はない。次の冬の東京は危険だ。

東京脱出計画の話

首都圏から出ていくことを決意した。 もしかしたら今がが最後のチャンスかもしれない。 転居先は確保済み。 引越しは来月中旬とした。 それまで感染が拡大していないことを祈るのみ。 当面、首都圏は危険だ。 人が多すぎる、感染拡大リスクが高い。 しばらく…

私に残った欲は、睡眠欲だった話

毎日、寝てばかりいる。 外出自粛をし、一日中家にいるからだ。 が、本当のところ感染が怖くて外出を控えている。 私の年齢で感染したら5%の確率で死ぬ、とされている。 大げさな数字なのは解っているが、急に死ぬのは嫌なのだ。 最近の一日はこうだ。 1…

一ヵ月9万円生活の話

生活費が極小に近づいてきた。 自粛生活のため、遊興費がゼロとなっているからだ。 出費の内訳は、 ①住居費37,000円 ②光熱費10,000円 ③通信費 6,000円 ④食 費20,000円 ⑤その他17,000円(保険など) 合計 90,000円 これといって欲しいものはない。 窮屈だが、…

仕事を辞めといて良かった? 退職して一年が経った話

退職して1年が過ぎた。 まさか、こんな不自由になるとは思ってもみなかった。 仮に、まだ働いていたら、仕方なく満員電車で通勤していただろう。 心が正常でいられたか自信がない。 疲れ果て、感染して死んでいたかもしれない。 そう考えると、辞めておいて…

死ぬのはいいが・・・。 共済の医療保険に加入した話

医療保険に加入した。 在職中に加入していた保険が10月に失効。 無保険状態だった。 新規加入に当たり考慮したこと。 ①掛け金、2000円/月程度 ②病気・事故の補償重視 ③死亡保険は不要 ⇧これらは、働いていた時と同じ考え方。 国民共済、コープ共済、都道府県…

我々はエントロピーに向かう。 洗濯機が壊れた話

洗濯機が壊れた。 買って10年だった。 その間、2回引越した。 機械は急に壊れない。 前兆がある。 今回は、1年くらい前から不具合があった。 脱水時の異音、とか。 そして、本当の終わりは、突然だ。 水が溜まらなくなった。 電気系統がやられたのだろう。…

「はやく人生終わらないかな」。タワマンに住む、勝組の笑えない話

彼は、40歳。 共働きの奥さんと、子供が二人。 2年前にタワマンを購入した。 1年前、二人目の子供が生まれた時、三カ月の育休を取得。 いわゆる、イクメンである。 順調な人生を歩む彼だが、いつも浮かない。 彼は、退職した私にぼやいた。 「はやく人生終…

契約回避の最善策は何か? NHKがやってきた話。

NHKの訪問を受けた。 私は受信契約をしていない。 彼らは、NHKを名乗らない場合がある。 今日の訪問もそうだった。 呼び鈴を鳴らし、ドアを叩く。 魚眼レンズを覗いて、怪しいと思ったので、無視していた。 契約を回避する一番の方法は、居留守である。 玄関…

「天気の子」の呪い。大型台風に備えてみた話。

美しい天気図だ。 綺麗に密な同心円が、何かを期待させる。 台風に備えてみた。 ①食料の備蓄 雨の中買い物に行くのが嫌なので、2日分の食料を買った。 ②図書館で本を借りた 雨の日は、本を読むに限る。 ③洗濯 暫く雨なので、早めにやっておいた。 以上。 つ…

時間と自由、どっちが大切か? サマータイムを終了した話。

サマーターム(目覚ましを使わない生活)を終了した。 夏が終わったからではない。 時間の貴重さが身に染みたからだ。 不規則な生活は、時間に流される生活でもある。 時間の中を漂流する生活は、不自由で、苦痛である。 時間を浪費する生活に少し飽きた、の…

オヤジたちは咳払いで会話する。秋の図書館での話

夏休みが終わり、市民図書館が静かになった。 子供たちがいない。 子供たちは、いるべき場所へ帰った。 そして、居場所のないオヤジたちが残る。 オヤジは咳払いが多い。 誰かが咳払いをすると、別のオヤジが咳払う。 これは、新たなコミュニケーション手段…

ハムレットの選択。生活サイクルの変化が止まらない話

寝たい時に寝、起きたい時に起きている。 その生活を5カ月続けていると、どんどん就寝時間が遅くなってきた。 昨夜の就寝時間は4時30分、起床は12時30分。 睡眠時間は約8時間である。 起床が午後にずれ込むと、 つまり、昼過ぎに起きるようになると、起きた…

誕生日の孤独を想う話。

私は、おとめ座である。 先週、53歳となった。 誕生日を自身で祝うことも、誰かに祝ってもらうことも、ない。 今年も、そうである。 「誕生日か」とは意識するが、感慨はほぼない。 子供の頃、誕生日に誕生日を祝ってもらう習慣はなかった。 (誕生日付近に…

病院に行くべきか、行かざるべきか? 自己診断は危険で楽しい話。

数日前、背中に多数の発疹が出た。 発疹は、背中の中央やや右、手が一番届きにくいところにある。 かゆみは殆どなく、ちくりと痛い。 熱を持っている。炎症を起こしている。 これまでに経験したことない症状だ。 ネット情報から、 ①あせも ②帯状疱疹 できれ…

脳の限界はどこにある。やりたいことだけやっていると脳が疲れない話

無職では、自分を律することがとても難しい。 つまり、自己管理が最も困難だ、と思う。 そもそも、律する必要すらないからだ。 24時間どう使うか自分次第である。 やりたいと思うことをやりたいだけやる、のが基本だ。 実際、好きなことを好きなだけやり続け…

右手を使い過ぎ! ひどい腱鞘炎になった話

毎日、毎日、本を読んだ。 昼から夜まで、ひたすら本を読んでいた。 朝起きると、右肩に激痛が走った。 手首から肩にかけ、右半身の広い範囲が熱発している。 体がだるい。 ここ数日、右手がだるいな、と感じていたが、甘く考えていた。 遂に閾値を越え、体…

寝すぎなのか? 最近見る夢の話

夢をよく見る。 寝すぎ、なのだろう。 今は、寝たいだけ寝ることができる。 夢のような生活だ。 夢の生活で見る夢とは? 夢には、必ず人が登場する。 それも、今の日常の中で会う人は現れない。 例えば、働いている時だと、同じ事務所で働いている人、は現れ…

汝の隣人を愛せ。 私には、驚きの隣人が3人いる話。(となりの人①)

訳アリ・激安マンションの住人は、とても個性的だ。 いや、これは、個性的、という水準ではない。 私は角部屋に住んでいるので、隣人は3人。 上の階、下の階、そして、となりの人である。 今、最も気になるのは「となりの人」、その奇妙な行動である。 彼は…

この暑い中! 故あって実家に帰った話

実家に帰った。 叔父の葬式に列席するためだ。 叔父は90歳だった。 死について思う。 私は唯物的だ。 つまり、死ねば生命は終わる、と思っている。 生命の終わりが死、である。 霊、魂、輪廻だとか絵空事だと信じている。 私が死ねば、私の意識が失われる。 …

まるで鶏小屋。夏休みの図書館にうんざりした話

今日からが本当の夏休み。 様子見に図書館へ行く。 先週までとは様子が一変。 人が多い。倍くらいに感じる。 いつもなら、半分くらい空いている席、ほとんどの席が埋まっている。 窮屈だ。割って入る気にもならない。 何かに似ていると思ったら、鶏小屋だっ…

自意識レベルが低下。自分で散髪した話

床屋が面倒になり、自分で切ることにした。 道具は、ハサミとバリカンを買った。 髪はまだあるが、半分くらいは白髪だ。 軽い天然パーマなので、適当に切っても大丈夫、と思う。 何が大丈夫か? どんな髪形をしていようが、私のことなど誰も気にしない、と思…

8月の憂鬱。サマータイムを導入する話

昼間の街に子供たちが目立つ。 夏休みである。 このところ涼しいので、忘れていた。 退職前から、 「夏休み期間中をどう過ごすか?」が課題だった。 主戦場の図書館もプールも混雑するだろう。 旅行に行くにも、高くつくし、混んでいるだろう。 どこもここも…

我家の冷蔵庫はホテル仕様。毎日が旅行気分な話。

冷蔵庫を持っていない。 備え付けの冷蔵庫を使っている。 小さいし、冷凍もできないし、きっと不便だ。 2ドア冷蔵庫を買おう、と考えていたが、買わずに2年経過した。 慣れてくると、これで十分。 近くに、コンビニもスーパーもあるので、買いに行けば済む…

このままでは、部屋がカビだらけになる話

我が家は、激安・訳ありマンションだ。 そして、実際に住んでみると、激安の理由が体感できる。 その一つは、日が全く当たらないことだ。 北向きの窓が一つあるが、直射日光が差すことはない。 冬は寒く、夏は涼しい。 同じマンションの住人の様子を見ている…