完全失踪日記

Escape from another.

2020-01-01から1年間の記事一覧

清貧とは何か?暖房器具は電気毛布だけの話

寒くなった。 我が家の暖房器具は電気毛布だけである。 2,000円くらいだった。 昼間は、足の上に掛け、コタツのように使う。 就寝時は、掛け布団として使う。 厚着をしれいれば、これで凍えることはない。 十分だ。 できるだけ物を所有したくない。 これを、…

もう耐えられない。辞めた会社から電話があった話

先週、辞めた会社から着信が入っていた。 無視した。 その後、3日連続で着信が入った。 全て無視した。 何の用件か? 知りたい気持ちはあるが、知りたくもない気持ちのほうが強い。 この電話に出ることは、社会と繋がることである。 それは耐えれない。 耐…

終の棲家に最適? 無職にやさしいのはURであーる話

私が今住んでいるのは、URだ。 URは、独立行政法人(広い意味では国)が管理する賃貸住宅である。 URに住んで半年が経過した。 民間賃貸と比較して分かったことがあった。 (利 点) ①保証人が不要 保証人を確保できない人にとって大変ありがたい制度…

これは椅子ではない。我家にVIRTUAL劇場を作った話。

三密を避けるために、劇場にいけなくなった。 演劇、映画、最後に行ったのは、3月末である。 最後に観た映画は、「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」だった。 劇場活動はとっくに再開したものの、コロナ感染のリスクが高いので行くことを躊躇している…

時代は大阪万博。オリンピックチケットの払戻し処理をした話

東京オリンピックのチケットを全て払い戻した。 大して興味はなかったけれど、働いていた会社が少なからずパラオリに関係していたので、人気がない競技を申し込んでみたら、当選していたのだった。 キャンセル作業は簡単。 カード決済だったので、カードから…

セルフネグレクトに至る日。隣のベランダが糞だらけの話

私の隣のベランダが大変なことになっている。 廃物とハトの糞の山である。 よく観察してみると、ベランダはハトのねぐらになっている。 ハトは、自分の糞の匂いがとても好きで、安心するらしい。 だから、夕方には必ず帰ってくる。 そして、またそこで糞をす…

没後50年、三島由紀夫の死の謎。「豊饒の海」の舞台を訪ねた話

1970年11月25日、三島由紀夫は自衛隊市谷駐屯地で自決した。 50年経ったが、今もその死には謎が多い。 晩年の三島は奇行が過ぎたが、天才故の有り余る苦悩がそうさせたように見える。 その苦悩とは何か? 天才の尋常でない感覚を理解することは困…

大阪のコロナ重症者数は日本一。その理由が笑えない話

11月21日現在、大阪府のコロナ重症数は87人である。 一方、東京は40人で、大阪が圧倒的に日本一だ。 日本一が大好きな大阪人であっても、こればかりは嬉しくないだろう。 来週には、何らかの自粛要請が出される可能性が高い。 なぜ、こういうが起きるて…

大阪が食い倒れる日。コロナ感染拡大の原因は明らかな話

新型コロナの感染が再拡大中だ。 その主たる原因は、飲食店での感染である。 飲食店で感染した人が、家庭、職場などで二次感染を引き起こし、感染者数が激増しているのだ。 政府(自治体)は、それが分かっているが、大きな声では言えない。 GOTO EAT…

映画「MOTHER」から思う。母性とは所有欲である話

映画「MOTHER」では、長澤まさみが毒親を怪演している。 観進めるにつれ、長澤まさみのイメージが薄れていった。 最後には「世界の中心で愛をさけぶ」の長澤まさみは消えた。 家族の関係性を描く物語は苦手だ。 どんな内容の物語であっても、常に哀しくさせ…

月曜日の朝、残酷なシュミレーションの話

無職になって一年7ヶ月が経過した。 無職がすばらしいのは、朝決まった時間に起きなくてもいいことだ。 寝たいときに寝て、起きたいときに起きればよい。 目覚ましが必要ない生活だ。 そのことが私を幸せにさせる。 今日は8時半頃に目覚めた。 おもむろに…

年金定期便が来た。私は年金を60歳から受取るつもりの話

年金定期便が郵送されてきた。 65歳からの受け取り見込み額が記入されている。 年間181万円。(15万円/月) 退職前に想定していた額とだいたい同じだった。 私は長生きする自信がないので、年金は60歳から受取るつもりだ。 いわゆる、繰上げ受給である。 本…

大阪都構想の選挙ポスターから関西について考えた話

大阪に引越して4ヶ月が経過した。 大阪は、いや、関西は騒がしい街である。 まだまだ、戸惑うことばかりだ。 今、話題の中心の一つは、大阪都構想である。 今週、告示され、あちこちに選挙ポスターが貼られた。 何故、動物のヒョウなのか?、と思った。 もの…

猿にパスポートは必要ない話

10年パスポートの期限が切れた。 更新しなかった。 これは、海外に行くことを断念したことを意味する。 日本の冬は寒いので、暖かい東南アジアでだらだら過ごすつもりだった。 もう、それもできない。 余生計画が狂いにくるってる。 いつまで、この死と隣あ…

命がけで運転免許の更新をした話

コロナ禍下での更新手続きをためらったが、覚悟して行くことにした。 覚悟とは、コロナ感染の覚悟である。 今感染しても検査してもらえるし、入院もできるだろう。 こんなことを考えないといけない、疲れる。 優良免許なので、警察署で更新ができる。 近所の…

脳がとろけていくのがわかる話

毎日、家で過ごしてる。 外出するのは、週に2回の買い物くらいだ。 それさえも面倒になってきた。 外は暑いし、コロナも流行っている。 今は、他者と関わらないことが肯定される。 独りであることが、安全、安心だ。 毎日、独りでだらだら過ごす。 奇妙な至…

コロナ疎開で使ったお金の話

コロナ禍のため、30年弱住んだ東京を離れた。 唯、無念である。 東京を離れたことが無念ではなく。 退職後の人生設計が大きく崩れたことが残念でならないのだ。 その、現実を受け止めることができない。 「世界は元の世界に戻ることとはない」という現実をだ…

退職2年目のお金の話(その2:国民健康保険)

昨年度は、任意継続保険に加入していた。 今年度も任意継続保険に加入することは可能だったが(任意継続保険は、退職後2年間は加入可)、今年度から、国民健康保険に加入した。 理由は、保険料の差が大きいからだ。 任意継続保険料は、退職後1年目、2年目…

退職2年目のお金の話(その1:住民税)

今年度は退職して2年目である。 住民税などの金額が確定する頃(6月末)に、県を跨ぐ引越しをしたので、様々な混乱があったが、今年度の税金などが確定してので書いておく。 ○住民税 12月末時点に住民票があった自治体に納入。 (昨年12月末には前住所…

10日後、日本の未来が決まる話

日本のコロナ感染者数が増加している。 様々な活動緩和をしているのだから、感染者が増えるのは必然ではある。 ただ、これほどまで、早くかつ急速に増加するとは考えていなかった。 危ゆくば、秋の終わりまでは、この状況がこないことを願っていたが、残念な…

出東京の話

転居が完了した。 場所は玉出スーパーのあるところ。この選択がどう出るか? それは、人生が終わってみるまでわからない。 だが、今東京を出たことに後悔はない。次の冬の東京は危険だ。

東京脱出計画の話

首都圏から出ていくことを決意した。 もしかしたら今がが最後のチャンスかもしれない。 転居先は確保済み。 引越しは来月中旬とした。 それまで感染が拡大していないことを祈るのみ。 当面、首都圏は危険だ。 人が多すぎる、感染拡大リスクが高い。 しばらく…

私がコロナで死ぬ確率の話

コロナ感染に怯える毎日である。 私がコロナで死ぬ確率は、大きく見積もって5%程度である。 これが高いのか低いのかは解らないし、意味がない。 癌で死ぬ確率は50%あるし、今日交通事故で死ぬかもしれない。 確率の数値は問題ではないのだ。 コロナが厄介…

私に残った欲は、睡眠欲だった話

毎日、寝てばかりいる。 外出自粛をし、一日中家にいるからだ。 が、本当のところ感染が怖くて外出を控えている。 私の年齢で感染したら5%の確率で死ぬ、とされている。 大げさな数字なのは解っているが、急に死ぬのは嫌なのだ。 最近の一日はこうだ。 1…

スーパーのレジが怖い話

今、買い物は3回/週にしている。 米を炊き、自炊生活をしつつあるので、回数は減った。 いつまでも、スーパーの総菜や弁当があるとは限らない。 土日は混むので行かない。 平日の2時過ぎが一番空いているので、この時間に行く。 無職だからできる生活だ。 …

一ヵ月9万円生活の話

生活費が極小に近づいてきた。 自粛生活のため、遊興費がゼロとなっているからだ。 出費の内訳は、 ①住居費37,000円 ②光熱費10,000円 ③通信費 6,000円 ④食 費20,000円 ⑤その他17,000円(保険など) 合計 90,000円 これといって欲しいものはない。 窮屈だが、…

東京のコロナ感染者数を推測した話

東京都のコロナの感染者数が2600人を超えた。 検査数を絞ってきたので、実際はこれよりも多いと言われている。 果たして、実際の感染者数はどの程度で、今後どのようになるのか推測してみた。 ①感染者数:2,600人の場合 日本はこれまで、大した自粛をしてい…

後は祈るばかり。 死を覚悟しなければならない話

新型コロナの情報が明らかになってきた。 ただの風邪などではない。 自分は罹患しても軽症だ、などとは思えない。 むしろ、死を強く意識するようになった。 死ぬのは少し早いな、と思う。 思い残したことも少しある。 死と正面から対峙するのは本当に怖い。 …

空いてるスーパーが不気味な話

非常事態宣言直前。 スーパーに買い物に行った。 混んでいたら、買わずに帰ろうと思っていたが、いつもよりも空いていた。 冷凍食品の棚が空き気味だったが、後はいつもと変わらない。 返って不気味だ。 すでに、ある程度の買いだめは終えているのかもしれな…

流行の最先端を走る若者の話

間もなく緊急事態宣言が出される。 個人の行動に対して強制力はない。 要請(お願い)である。 緊急事態宣言が出されても、街に出掛ける人がいるだろう。 そういう人々は、一定数存在する。 彼らを制することはできないし、する必要もない。 それは何故か? …