これは椅子ではない。我家にVIRTUAL劇場を作った話。
三密を避けるために、劇場にいけなくなった。
演劇、映画、最後に行ったのは、3月末である。
最後に観た映画は、「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」だった。
劇場活動はとっくに再開したものの、コロナ感染のリスクが高いので行くことを躊躇している。
私の中で、この生活は後1年半続くと推測している。
劇場解禁は再来年の4月末である。
その間をやり過ごすため、我家にバーチャル劇場を作った。
買ったものは、
①プロジェクター(1万円)
②パイプ椅子(900円)
これで完成である。
このパイプ椅子は椅子としての機能は期待しない。
あの、薄暗く、息苦しい劇場空間を脳内に再現するための道具である。
パイプ椅子に座っている自分を想像する。