私は国民年金保険料を支払い続けるべきか?独自検証結果。(失踪29日目)
退職3年目、ようやく前年収入が激減(約5万円)した。
その結果、今年度は住民税ゼロ、国民健康保険料2.5万円、になり、税金極小生活へ突入した。
残る課題は、国民年金保険料をどうするか?である。
在職中は厚生年金の強制加入だったので、何も考えてなかったが、退職後国民年金への加入手続きをし、保険料を支払ってきた。(義務なので仕方ない)
保険料は、年間約20万円弱である。
果たして、これを60歳まで支払い続ける価値はあるのか?
自身で検証してみた。
この検証には前提が必要である。
未来を見通せねばならない。
私の前提は、「私は長生きしない(80歳までに死ぬ)」とする。
長生きする自信はないし、長生きしたくもない。
だから、この前提は願望でもある。
75で癌になって77で死ぬのを願っているが、想像より早く死ぬことになるだろう。
明日コロナが発症し、自宅で死ぬかもしれない。
命はつねにあやうい。
80歳までに死ぬ、のだから次のことが明らかになる。
○年金は60歳から受給するのが得
私の年金受給開始は65歳からである。前倒しして60歳から受給することも可能。
ただし、1ヶ月前倒で0.4%、5年前倒しすると24%(0.4%×60ヶ月)減額になる。
5年前出しした場合の減額分を考慮すると、損益分岐点は80歳となるわけだ。
つまり、80歳より早く死ねば、60歳から年金を受給するのが得、という結論である。
私は今年55歳。
国民年金保険料は60歳まで支払い義務があって、後5年間払い続ける必要がある。
但し、収入が少ない場合は免除精度があるが、申請が必要だ。
(前年の収入額によって免除額は異なる。全額、3/4 1/2など。全額免除は収入が57万以下。私は今年度から全額免除に該当。)
免除のデメリットは、年金額が減額になること。
この減額分を支払い分と比べる必要がある。
実際に計算してみよう。
○免除による減額
1年間全額免除された場合、年金の減額分は・・・・・7,433円。
5年間では、37,164円。
これは、60歳受給による減額が加味してある。65歳受給よりも、減額が圧縮される。
減額は20年(60歳~80歳)続くのだから、合計743,280円の減額。
○国民年金保険料支払額
年間20万×5年間=約100万円
計算の結果、
1,000,000-743,280=256,720円 の得である。
以上から、
結論。
私は免除申請し、国民年金保険料は払わない。
ことにします。