雨だし、「年金破綻」について考えた話
「年金が破綻する時!日本は沈没する!」
年金が破綻する可能性はある。
しかし、年金破綻は日本国破綻とほぼ同義であるので、想定する必要はない。
日本国が破綻すれは、「円」は紙くずとなる。
預貯金も意味がない。そもそも銀行自体の存続も疑わしい。
土地などの資産も没収されるだろう。
太平洋戦争中の日本を考えると、その時に何が起こるのかが想像できる。
年金破綻を考えても意味がない。
しかし、破綻しない年金がどうなるのかを考える必要はある。
①年金は破綻しない
②年金の額は減る(1%/年・30年間減り続け、30%減)
③年金受給開始年齢は上がる(68歳から受給)
問題は、どの世代から受給年齢開始が68歳となるのか?
それは、団塊ジュニア世代である。
どこまでも可哀そうな世代だ。
政府は発表するタイミングを待っている。
変な形で漏れ出ているのが、今の2000万円の話。
今年6月には、5年に一度の年金財政検証結果が出るはずが、伸び伸びとなっている。
年金部会での作業は3月には終わっていて、結果はまとまっている。
しかし、発表しないということは、参院選前では不都合なのだろう。
受給開始年齢をあげる選択肢が明記されている可能性が高い。
10月に消費税が上がるし、
オリンピックムードに水を差すわけにはいかないし、
手詰まりでしょう。