日本のコロナ感染者が減った理由。(失踪145日目)
たまにはコロナのことを書いてみよう。
国内でコロナの感染者数が激減している。
異様な減少スピード、世界的にもまれな現象である。
不気味だ。
その理由は、未だ解明できていない。
私なりの回答はこう。
①ワクチンの接種効果と②高いマスク着用率の相乗効果。
①ワクチン接種効果
ワクチンを打てば、感染しても発症しないか、発症しても軽傷で済む。
よって、ワクチンを打った人は、ほかの人を感染させるリスクが減少する。
また、日本が接種したワクチンはmRNAワクチン(ファイザー、モデルナ)である。
mRNAワクチンはとても優秀、特に、モデルナの性能は高い。
mRNAワクチン一択にした日本の選択の成果といえる。こんな国は珍しい。
しかし、ワクチン接種率の上昇だけでは感染者数減少の説明ができない。
それは他国の状況から明らかだ。
ワクチン接種率が高くて感染者数が低下しない国が多数ある。(アメリカ、イギリス)
②マスク着用効果
日本のマスク着用率は高い。こんな国は他にないだろう。
マスクの効果は、これまでの実績から明らかだ。
マスクを着用することで実効再生産数は明らかに低下する。
以上、2つを併せた国は日本以外にない。
優秀なワクチンの高い接種率とマスク着用、これが感染者数減少の理由である。
ワクチン接種率60%とマスク着用率90%の組合せで集団免疫が成立するのだ。
では、日本はこれからどうなるのか?
残念ながら、次の波はすぐにやってくる。
何故なら、ワクチン効果が低下するからだ。
感染防止効果は6か月程度しか維持できないようだ。
そろそろ、高齢者のワクチン効果が切れてくるころだ。
年明けには3回目の接種が始まる。もう打たない人も出てくるだろう。
6波は、なだらかで大きな波になるだろう。
だが、高さは5波を超えることはない。
感染者数の割に重症者数・死者数は減少するが、高齢者と基礎疾患をもった人、太った人が死んでいく。
もう、緊急事態宣言が出されることはないと思う。
しかし、感染が収束することはない。
コロナに対する危機感が収束していくだけだ。