完全失踪日記

Escape from another.

日本のコロナ感染者が減った理由。(失踪145日目)

f:id:mujiuma:20211012130802j:plain

たまにはコロナのことを書いてみよう。

国内でコロナの感染者数が激減している。

異様な減少スピード、世界的にもまれな現象である。

不気味だ。

その理由は、未だ解明できていない。

 

私なりの回答はこう。

①ワクチンの接種効果と②高いマスク着用率の相乗効果。

 

①ワクチン接種効果

ワクチンを打てば、感染しても発症しないか、発症しても軽傷で済む。

よって、ワクチンを打った人は、ほかの人を感染させるリスクが減少する。

また、日本が接種したワクチンはmRNAワクチン(ファイザー、モデルナ)である。

mRNAワクチンはとても優秀、特に、モデルナの性能は高い。

mRNAワクチン一択にした日本の選択の成果といえる。こんな国は珍しい。

しかし、ワクチン接種率の上昇だけでは感染者数減少の説明ができない。

それは他国の状況から明らかだ。

ワクチン接種率が高くて感染者数が低下しない国が多数ある。(アメリカ、イギリス)

②マスク着用効果

日本のマスク着用率は高い。こんな国は他にないだろう。

マスクの効果は、これまでの実績から明らかだ。

マスクを着用することで実効再生産数は明らかに低下する。

 

以上、2つを併せた国は日本以外にない。

優秀なワクチンの高い接種率とマスク着用、これが感染者数減少の理由である。

ワクチン接種率60%とマスク着用率90%の組合せで集団免疫が成立するのだ。

 

では、日本はこれからどうなるのか?

 

残念ながら、次の波はすぐにやってくる。

何故なら、ワクチン効果が低下するからだ。

感染防止効果は6か月程度しか維持できないようだ。

そろそろ、高齢者のワクチン効果が切れてくるころだ。

年明けには3回目の接種が始まる。もう打たない人も出てくるだろう。

 

6波は、なだらかで大きな波になるだろう。

だが、高さは5波を超えることはない。

感染者数の割に重症者数・死者数は減少するが、高齢者と基礎疾患をもった人、太った人が死んでいく。

 

もう、緊急事態宣言が出されることはないと思う。

しかし、感染が収束することはない。

コロナに対する危機感が収束していくだけだ。