完全失踪日記

Escape from another.

白日の背徳。平田オリザ「北限の猿」を見た話

f:id:mujiuma:20190723182943j:plain

舞台を観るには、白昼がよい。

好天だと尚更。

 

現実世界から舞台世界への敷居は、高く、ずれている程いい。

 

平田オリザは、現実と舞台の境界を曖昧にする。

いつともなく始まり、終わりに気づかないよう終わる。

 

そのわざとが、かっこいい。

 

世界(現実)と舞台(虚構)はつながっている。

きょうも、そう感じさせてくれた。