完全失踪日記

Escape from another.

神との対話は大変だ。大嘗祭の宮を観た話

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此処は、何もない広場だった。

家康も、想像しえない景色だろう。

 

建物は質素である。

おそらく、儀式にこのシンメトリー構造物が必要なのだろう。

神との対話は、難儀だ。

映画「未知との遭遇」を思い出す。

 

哲学者ロラン・バルトが、皇居をこう言出した。

「都市の中心は空虚である」と。

東京の中心に皇居の森がある。

 

大嘗宮の背後に、大手町のビル群が見える。

 

この時空を超えたコントラストこそ、神である。