完全失踪日記

Escape from another.

国会図書館の書庫は地下に増築され続けている、これは本当の話?

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国立国会図書館に行った。

 

国内で出版された全ての本があるという。

それだけで、図書館好きにとって憧れの図書館。

 

身分証を持って、利用手続きをする。

簡単な書類に、住所・氏名などを記載し、を出すだけだ。

20分くらいすると、受付番号が呼ばれ、カードとパスワードが発行された。

かなりあっけない。

 

図書館内に持込めないものが指定されているので、それらをコインロッカーに預けた。

カバンやカメラは持込めない。スマホは可。

カードを入口ゲートにかざして入館。

 

館内は、不思議な雰囲気だ。

図書館というよりは、駅や病院の待合室に似ている。

静かだが、慌ただしい。

落ち着きがないのだ。

やはり、ここは特異な図書館である。

 

それにしても、天井が高い。

そして、本はなかった。

 

本は、全て書庫にある。

試しに、閲覧申請をした。

端末から、カードとパスワードを使って手続する。

待つこと20分。

 

借りたのは、ドウルーズ、ガタリの「リゾーム(序)」。

30年程前に読みたいと思っていて、読めなかった本だ。

ポスト構造主義の最先端をいく思想だったはずで、

こういうのが、かっこよかったのだ。

そこいらの図書館にはないが、ここにはあった。

 

なるほど、うわさどおり不可解な内容だった。

 

またここに来よう。