退職してコンタクトレンズを止めた話
中学生の頃から眼鏡をかけていた。近眼だったからだ。
学校で眼鏡をかけるのがいやで、授業を聴かなくなった。
黒板の字が見えないからだ。成績は急降下で、劣等生だった、と思う。
仕事について、必要な時だけ仕方なく眼鏡をかけるようになった。
10年位前、転勤をきっかけにコンタクトレンズをするようになった。
その頃は、眼科で処方箋を書いてもらってコンタクトを買うことができた。
最初は目につけるのに恐怖を感じたが、一度つけると、思ったより違和感がないし、眼鏡と比べ視界が広い(眼鏡はフレームの部分が視界を切り取る)ので、衝撃を受けた。
これはすごい道具だと思った。
それ以来、毎日コンタクトを使用した。
しかし、コンタクトには欠点があって、目に負担がかかる、お金がかかる、のだ。
つけっぱなしだと12時間を過ぎると、目がかなりしょぼしょぼしてくる。仕事の後飲み会があると、目薬は欠かせない。
おまけに寝起きに目やにが沢山でてくる。
目に負担がかかっていることは明らかだった。
また、1日使い捨てタイプを使っていたので、一日両眼で150円かかる。
最初はもう少し高い(薄いので疲れにくい)ものを使っていたが、最近は少々疲れる(目に負担がかかる)が、5割くらい安いものを使っていた。
仕事を辞めたのを機に、コンタクトをやめることにした。
止めて眼鏡にした。
すぐに、目やにが出なくなった。やはり目には負担が大きかったんだと、思う。
幸い、老眼はまだあまり感じない。
近視なので、老眼にはなりにくいようだ。