完全失踪日記

Escape from another.

命日でもないのに三島由紀夫の墓参りに行った話

f:id:mujiuma:20190423203532j:plain

三島由紀夫(本名:平岡公威)は、1970年(昭和45年)11月25日 陸上自衛隊 市ヶ谷駐屯地(現防衛省)で、自衛隊の決起を促す演説をした直後に割腹自決した。

45歳だった。生きていれば、94歳である。

墓には新しい花が多数、訪れる人が絶えないのだろう。

f:id:mujiuma:20190423203459j:plain

(中央下に、三島由紀夫とある)

 

三島の小説はどれも美しい。

村上春樹の小説中にも、「やはり三島だよ」という青年が出てくるが、

三島に代わる小説家はいないということだろう。

 

三島は生きていてほしかった。

生きて、都知事にでもなっていてくれていれば、少しはこの国も面白くなっていたに違いない。