「続 横道世之介」を読んだら、映画「横道世之介」を見たくなった話
久しぶりの雨降りで、外に出られず。
気になっていた小説「続 横道世之介」を読むことに。
主人公、「世之介」を演じたのは、高良健吾。
今になって思えば、小説の世之介と比べ、かっこよすぎなので、少々無理があるように思います。実際は、もっとダサい感じで、20代の草彅剛がいいんじゃないかと・・・。
しかし、世之介=高良健吾のイメージが強すぎて、これは小説を読むときに少し邪魔になったと思います。まあ、それだけ彼の演技が上手く、ダサさを演じ切っていたからかもしれません。
映画が面白かったので、小説「横道世之介」を読むことにもなりました。
「続 横道世之介」は、大学を卒業してからの世之介が書かれています。
世之介は、社会に出ても、あいかわらず正直で不器用です。正直で不器用だから早死にするこことになるのですが・・・。
今の時代、正直で不器用ではとても生きづらい。
正直さや不器用さが美徳とされる時代が、確かにあったと思う。