改めて桜の花をみた話
陽気がいいので、近所の公園にいった。
桜は満開で、花見客もちらほら。春休み中なので子供らでにぎやかだ。
花をよく見ると、思っていたよりも大きいことに気づいた。桜は、落ちた花でしか見てなかったと気づき、愕然とした。
私は桜が嫌いだ。いや、桜咲く春が嫌いだったので、桜の花を愛でることをしてこなかったのです。
4月になると、巷に新社会人がどっとあふれ、皆楽しそうです。春が来るたび、世界は新生するのに、自分は更新されることはない。この思考循環で鬱になっていました。
仕事を辞めて良かったこと。
春の解放感を今一度味わえたこと。
高校を卒業し、大学入学までの短い春休みに感じた、人生最大の解放感に匹敵。
当然、18歳の時のような、未来へのおぼろげな期待は全くないです。