2019-12-09 言語表現を超えるための一つの試み。カミーユ・アンロ「蛇を踏む」での話 ミュージアム 現代美術は多様だ。 作品を前にし、その意味を考えることは無意味だ。 感じるしかない。 この作品は、ニーチェ「道徳の系譜」をイメージして創られている。 テクストを生け花(イメージ)に変換しているのだ。 言語表現の限界を超える一つの試みだろう。 人間の思考は言語に依存している。 言語表現の限界が、思考の限界と言ってもいい。 時には、言語に依存しない野性的な思考が心地いい。