完全失踪日記

Escape from another.

53歳から個人年金を終身でもらうことにした話

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入社当時勧められて入った個人年金保険をどうするか?

会社を辞めて選択を迫られた。

早期退職を決めた時から、終身年金にすることを決めていたが、条件を聴いてから決断することにした。今後、働く予定はなく、厚生年金額がこれ以上増えない前提なので、終身年金額を増やすために積み立てていた。

 

選択肢は4つ。

保険会社の担当者から勧められたのは②か③。思案のしどころである。

 

①すぐに全額受け取る

②10年確定年金

③20年確定年金

④終身年金(10年保証)

 

①は論外、積み立てた意味が節税のみとなる。

おまけに、これまでの利息分が全部今年の雑所得になってしまうため、税制上とても不利となる。次年度の住民税にもかかわってくるので、大損します。

すぐに現金が必要な方だけ選択するべき。

 

②③の長所は、本人が死んでもいただける。家族がいる方にとっては、妥当な選択かと思われます。

 

④長生きしないと元がとれない。本人が死んだら終わり。

すぐにもらえる(私は52歳だが、すぐにもらい始めることができるそうだ)が、そこそこ長生きしないと元がとれない。(私の場合、22年で、75まで生きればもとがとれる)

私は、家族もいないし。

(弟が一人いるが、弟にお金を残すのも、どうかと思っているので。基本、自分で稼いだお金は自分が使おうと決めています。)

話を聞く前には、60歳から終身年金もらおうと思っていたのですが、すぐにもらうことにした。年間にもらえる額は、60歳からもらう額と比べると約15%低い。

保険会社の人は、本当にいいのですかと、念をおされました。2割くらいはこれを選択しているそうなので、まあ、悪い選択ではないと思っています。

年金額が確定するので、ハイパーインフレが起こると終了なんですがね、

 

令和元年9月から「年金じじい」となることが決まりました。